ぎっくり腰になったらまず相談!応急処置にはぜひSE療法をお試しください
腰痛には急性腰痛症と慢性腰痛症があります。
急性腰痛症は一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる症状です。
不意の動作やひねりで急激に起きることが多いです。
慢性腰痛症は軽度の痛みが強まったり弱まったりを繰り返します。
原因は、日常生活の悪い姿勢で、腰の筋肉が疲労すること等です。
腰椎の周囲の筋肉は元々筋力が弱く、適切な姿勢を維持しづらいので、筋肉に過度の負担がかかるわけです。
そして、椎間板、その周辺部の線維輪に亀裂が入ると、椎間板ヘルニアです。
椎間板とは、脊柱の椎骨と椎骨の間にあり結合している線維軟骨の円板のことです。
脊柱の間隔が狭まったことにより、椎間板の中の髄核が露出し、脊髄神経を圧迫して起こります。
腰や足に激痛やしびれが走ります。
原因は様々で、重労働のような過度の負担だけでなく、遺伝的因子の影響もあるらしいです。
私自身は、ぎっくり腰になり大変な思いをした経験が2回ほどあります。
その頃はまだヒーリングが出来なかったので、安静にして、ひたすら回復を待つだけでした。
初めてのぎっくり腰は、父が亡くなった直後でした。
タクシーから降りる際に突然立ち上がれなくなりました。
両手を使って何とかタクシーの外へ出ましたが、しばらく歩き出せなくて弱ったものです。
中腰の姿勢が発作のきっかけでしたが、父のことでストレスが溜まっていたことも原因だったのかも知れません。
2回目の発作はカラオケの時でした。
体の深く沈むソファーに座っていて、テーブルに置いてあったリモコンに手を伸ばして中腰になり、突然ゴキッときました。
それから1時間以上、座ったまま身動きできませんでした。
前述の他にも、ぎっくり腰になりかけて「あ、ヤバい」と、ヒヤッとしたことは何度もあります。
ぎっくり腰で何より困るのは、着替えとトイレでしょうか。
しばらく腰を曲げる姿勢が出来ないので、日常生活に支障が出ます。
1度ぎっくり腰になるとクセになるようです。
普段から中腰の姿勢で止まらないように気をつけて、垂直方向に立ったり座ったりすれば、リスクは減ると思います。
SE 療法では、ぎっくり腰になった際に比較的に早く、痛みを和らげることが期待できます。
イメージで脊柱を引っ張り間隔を広げます。
突然ぎっくり腰で全く動けなかった方が、すぐに歩けるようになるケースは多いです。
ただ、SE 療法は応急処置とお考えください。
一度、病院で検査されることをお勧めします。
予防としては、筋力をつけて、体重を減らすのが良いでしょう。