キのせい
玄関の近くに、広葉樹が植えてあります。
3メートル以上に成長し、枝がお隣との共有部分にまではみ出し、秋には落ち葉でご迷惑をおかけします。
その木のせいで玄関の曇りガラスは日中でも薄暗く、何となく陰気な感じです。
先日、半日ほど時間ができたので、高枝バサミを使って枝を落としました。
と言うより、根元に近い幹を残し、それより上は思いきって切り落としました。
木がなくなった分、庭は開放的になり、玄関が明るくなりました。
そして、体調も不思議と良くなった気がします。
木を切ってあらためて感じたのは、人間の体というのは優れたセンサーだということです。
直接手で触れなくても、物質とは目に見えない何かで繋がっていて、反応しているのです。
屋外の木でさえ、体は影響を受けます。
もし不要な物に囲まれて生活していたら、知らず知らずのうちに健康を害しているかも知れません。
何が不要かについては、人それぞれの考えがあります。
「これは全部貴重なコレクションだから、不要なんてとんでもない」
そういう方も多いと思います。
本当は、必要か不要かではなく、できるだけ物はなくすのが良いのだと思います。
物を置くことで、氣の流れが滞り、氣が腐るからです。
つまり、邪氣と呼ばれるマイナスのエネルギーが溜まるのです。
邪氣は心身の病気の原因になります。