Spoon bending party
Spoon bending partyを真似たイベントに参加しました。
Spoon bending partyとは、文字通りスプーンを曲げて楽しむパーティーです。
私が参加したのはスプーン曲げに特化したものではなく、飲み会の余興の1つとして行われました。
これが、その時に私一人で曲げたスプーンとフォークです。
やり方は、片方の手でスプーンの柄を持ち、もう片方の手の人差し指を、皿状の部分の近くに軽く添えます。
そして、スプーンの曲がった映像をイメージし、「曲がった」と思います。
あとは、そのまま放っておいて、みんなと歓談しているのです。
やがて、突然「キターッ!」という感覚があります。
その瞬間に一気に力を加えると、スプーンはグニャグニャと曲がります。
それはわずか数秒のことで、スプーンはすぐに元の硬い金属に戻ります。
「キターッ!」という手応えは、いつ来るかわかりません。
1時間後かも知れないし、1分もかからない場合だってあります。
コツは、力まないこと。
焦って「曲がれ!曲がれ!曲がれ!…」と念じていると、なかなか曲がりません。
多分、意識し過ぎて力むと、どこかでエネルギーが止まってしまうのだと思います。
そんな感じで、本当のスプーン曲げは、多くの人が思っているよりも地味です。
ひとりでに飴のように曲がるわけでもありませんし、物理的な力を加えたとしても、柄が頑丈な分厚いスプーンは曲がりません。
マジックでやる方が余程見ていて面白いと思います。
Spoon bending partyというのは、根をつめて真剣にやるものではありません。
「あ、曲がる」という感覚が来るのを、ちょっと面白がる程度です。
ただ、アルコールの入っている時にスプーンが曲がれば、やはりテンションは上がります。
楽しいイベントでした。