占いのメリット
最近、タロットカード占いを再開しました。
飽きっぽい性格なので、タロットカードを持っていたこと自体、忘れかけていました。
ある時、黒いビニールの包みが、積み上げた本の上に置いてあることに気がつきました。
「何だっけ?」と思って中身を見たら、タロットカードが22枚入っていました。
フルセット78枚のうちの、大アルカナと言われる、「愚者」から「世界」までの22枚でした。
小アルカナ56枚は何処へ行ったのやら(笑)
割とめんどくさがり屋なので、以前も大アルカナだけで占っていました。
自分自身を占った経験で言えば、タロットカードは割と何となく当たります。
当たると言っても、占った時点での未来の予定です。
今まではこうで、現在こういう状況なので、未来はこうなる可能性が高い……
他の占いでも、大体そのようなものだと思います。
決まった未来なんてものは存在しません。
占いが当てるのは、実は過去なのです。
世の中には、予言者とか、未来の見える人がいます。
素晴らしい才能だと思います。
しかし、未来というのは無数にあって、その1つが見えるに過ぎないと思います。
例えば、天変地異や災害が見えたとしても、その通りになるとは限りません。
もし大地震の予言で不安になるのであれば、そんな心配はすぐにやめた方が賢明でしょう。
ストレスで、うまく行くことも行かなくなります。
未来を正確に知ることは、誰にも出来ません。
それでも、占いには良い所があります。
気づきを与えてくれることです。
案外、自分のことは見えていないものです。
他人に言われて、初めて気づくこともあります。
自分の状況を理解する、即ち現実を受け入れると、自ずと良い方向へ向かい始めます。
願望を実現するのに、今、必要なことがわかるからです。
好き好んで苦しい未来を願う人はいません。
自分の望む状況を作るため、必要な行動を無意識に選択するようになります。
実は、先日、信頼しているある方に占っていただいたところ、
「なるほど」と納得することばかりでした。
ずっと対人関係で悩んでいたのですが、霧が晴れるように、その人との関係、自分の役割というものに気づきました。
苦しい状況が腑に落ちて、すっかり気持ちが楽になりました。
悩みや心配事というのは、親や友達に相談できない内容もあるでしょう。
そういう意味でも、占い師に見てもらうのは「あり」と思います。